フットサルとサッカーの違い
数年前に比べれるとフットサル場もかなり多くなってきました。
サッカーよりも気軽にプレイできる為、仕事帰りにプレイしたり土日に仲間と集まって大会に出たりする方も増えたことでしょう。
しかしまだまだ普及していないフットサルのルール。
サッカーとは違う「フットサル」という競技を楽しくプレイする為にも是非、知ってほしいです。
そしてフットサルを楽しんでいる方々に不愉快な思いをさせない為、マナーとして覚えてほしいです。
それではフットサルのルールについて解説していきましょう。
サッカーとの違いから学ぶフットサルのルール
ボール
サッカーでは、13歳以上のカテゴリーでは5号球を使用します。
フットサルでは、4号球と同等ですが少し小さくなっています。フットサルボールはローバウンドでありバウンドが抑えられています。
サッカーボールよりも蹴った際に重さを感じるのが特徴です。
コートのサイズ
フットサルコートは「40m×20m」を公式サイズとしています。サッカーコートに比べると約1/9くらいです。
基本的には公式戦は体育館を中心に室内の床(スポーツ仕様の床材もあり)のコートで行います。
民間で運営されているフットサル場は広いコートもあれば狭いコートもあります。
小さければ「30m×15m」というようなサイズもあります。
体育館ではハンドボールのコートを使ったりするところも多い様です。
競技時間
フットサルでは20分前後半の「プレイングタイム制」が採用されています。
競技時間の計測は実際にプレーしている時間のみですので、外に出てからリスタートを行うまでは計測されません。
タイムアウトが前後半に1回ずつ使用できます。
民間フットサル場での大会は一試合が7分前後半の「ランニングタイム制」が採用されています。
一度、計測し始めたらアクシデント以外は時計が止まりません。
外に出ていても計測する為に純粋な競技時間はプレイングタイム制よりも少なくなります。
反則数のチーム内での累積と退場の扱い
フットサルでは試合中の反則を計測していてチームファウルが6回目からは相手チームに第2ペナルティキック(もしくはリスタート)
が与えられます。第2ペナルティキックは直接ゴールすることが出来ます。
第2PKの際、ゴレイロはペナルティキックと違ってゴールラインから離れる事が出来ます。
警告や退場の為のイエローカードやレッドカードにの基準はサッカーと違う部分はありません。しかし退場者を出したチームは1人少ない状況でプレーを続けなくてはいけません。
退場した選手は戻れませんが、コート内に残っている選手との交代は可能です。
欠けた分の選手の補充は退場してから2分後か、ゴールを奪われたタイミングで認められます。
リスタート
サッカーのスローインはフットサルではキックイン。ゴールキックはゴールクリアランスと定められています。
キックインは静止したボールをライン上からキックでリスタートを行います。ゴールクリアランスはペナルティエリア内からゴレイロが手で投げ入れてリスタートを行います。
コーナーキックも含めたこれらのリスタートは4秒以内に行わなければいけないルールとなっています。
交代
フットサルでは交代は自由となっていますので、好きなタイミングで交代を行うことが可能です。ベンチ前に設置されている交代ゾーンから行います。
入退場の順序を間違えコート内が5人以上になってしまうと5人という人数規定を違反した選手に警告が与えられます。
まだまだ細かいルールはありますがルールを守ってしっかりとプレーしましょう!